日本の太鼓 Japanese Taiko Drum

 

組太鼓曲「海山」KAIZAN

作調:足立七海/能管:あかる潤

大小さまざまな太鼓を組合せ、大人数で太鼓を打つアンサンブル形式のことを組太鼓といいます。
組太鼓は、戦後、長野県の諏訪大社の神楽を復元する際に生み出された新しいスタイル。
その後、多くの太鼓グループが生まれ、全国的に広がっていき、現在では国内だけでなく海外にもプロフェッショナルの
太鼓グループがあるほどに高まりを見せている文化です。
この作品は、3つの打法がどんどん切り替わっていく曲です。
小学生から大人までに親しまれ、学校の部活動のテーマ曲としても採用されています。

組太鼓曲「播州田植唄」Bansyu-TaueUta

作調:足立七海(曲中の唄は兵庫県赤穂市で採譜された田植唄)

七海は、10代から日本全国の太鼓団体を訪ね歩き、創始者の元に内弟子に入って組太鼓の成り立ちを学び、その後、和太鼓演奏家として活動しながら、和太鼓専門誌の巻頭記事や企画を担当し、約10年間、全国各地の和太鼓演奏家や太鼓店を巡って取材を続けてきました。
現在は、稽古場をもち、多くの組太鼓作品を作調し続けている中で、一番のテーマとしているのが、男性中心に構成されてきた組太鼓を土台に、女性の打法を生み出すことです。
この「播州田植唄」はその第1作目で、組太鼓の概念と民謡や沖縄民謡の打法を取り入れ、女性が着物を着て打つ組太鼓スタイルを初めて発表しました。

この曲は、郷土芸能がもともと持っていた世代間交流の場を再生するために七海が構えた稽古場「郷音舎」で、子供から大人までが楽しんで打ち鳴らしています。また、そこから生まれた創作和楽団「郷音舎」によって、専門的な舞台にまで高めようと努力を続けています。

●郷音舎・さとおと太鼓教室・さとおと太鼓研究会
http://satootohibiku.com

組太鼓曲「武陣太鼓」Buzin-Taiko


2010年、全国の郷土芸能が廃絶していることに気づき、その記録のために全国各地を回る中で、廃絶している理由について更に深く知るために、音楽活動の拠点であった神奈川県横浜市より故郷・兵庫県に移転。
郷土芸能がどのように生まれ、継承されてきたのかを自ら県内全域を歩いて調べ、廃絶寸前の多くの芸能継承に生かし、地域の中の文化を新しく甦らせ、地元の人々の力で宝として受け継ぐ方法を模索しました。
その中で生まれたのが、この三木武陣太鼓です。
これは、戦国時代、軍楽として武田信玄に使われていたり、全国的に背負い太鼓としても用いられてきた太鼓スタイルを古文書などから楽器を選び出して再現し、地域の祭りに合わせて構成、作曲、打法を全て創り出したもの。
また、地域を盛り上げていくために、学校と地域団体を結びつけ、継承していくための多くの方法を模索し、2021年で10年を迎えます。
現在では、この打法を専門的に受け継ぐ「武陣太鼓」が生まれ、三木武陣太鼓を支える団体として、また、日本全国の郷土文化を盛り上げていく地域との繋がりを応援する団体として活動しています。

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