伝承者にきく

伝承者にきく

人の手から手へ、伝えられて来た芸能たち。
「太鼓」を切り口に、伝承してきた人たちを全国各地からお迎えし、
お話を聞いたり、音を楽しんだり、むかしの写真や映像を見たり、体験したり。
わたしたち皆の手で次の世代へ受け継ぐために始めたこころみです。
ぜひ遊びにいらして下さい。

企画・プロデュース・ナビゲーター:太鼓唄 七海

vol.1 組太鼓の創始者・御諏訪太鼓の伝承者・山本麻琴氏

2017年10月14日(土)
兵庫県立人と自然の博物館ホロンピアホール

いま、日本にも世界にも大小さまざまな和太鼓を組み合わせて打つスタイルが
見られますが、もともと、日本ではこのように沢山の和太鼓を同時に打ち鳴らす
形はありませんでした。
一番の始まりは、長野県・諏訪大社の神楽を復元する際に故・小口大八氏が
大小様々な和太鼓を組み合わせて創り上げた「組太鼓」(くみだいこ)。
それまで、祭りや各地の囃子など、小さな太鼓を組み合わせた編成はありましたが、
祭りのバックミュージック的な捉え方をされていました。
ところが、この組太鼓が登場するやいなや、和太鼓にスポットがあたりはじめ、
国立劇場では「日本の太鼓」などの演目も開催されるようになります。
また、和太鼓ブームが起こり、町おこし村おこしとして全国各地に和太鼓グループが
でき、それは世界へも広がっていきました。

小口大八氏のお孫さんにあたる山本麻琴さんは、2歳半から和太鼓を始め、
組太鼓の分野では、日本で初めての3代目になります。
麻琴さんから見たおじいちゃん、おとうさん、そして小学校時代から世界巡演ツアーに
同行していた当時のお話、最初の組太鼓がどのような編成だったのか、など、
実際に和太鼓を体験して頂きながら楽しんでみます。