ニラではなくてタデアイ 徳島県 藍住町 シゴトウタナミ

徳島県のとある町で、
私はやたらと足元にニラが生えているのが気になりました。

しかもそのニラは、普通のニラと違って短く、
密集して植えられているのではなく、
植えられた筋と筋の間が広く開いています。

不思議だなと頭の片隅で思いながらも、
今日の目的地である藍の博物館に急ぎました。

そこで見つけたこの可愛らしい人形たち。

なんと、藍染めの作業工程すべてが人形で創られているのです。

そして、私はここで、気付きました。
さっき、ニラだと思っていたのは、藍染めの原料である
「タデアイ」という植物だったのだということに!

さて、ここには、特に仕事唄を調べに来た訳ではなく、
淡路の人形浄瑠璃と阿波の人形浄瑠璃の関係を
調べに来て立ち寄っただけでした。

ところが、この博物館に入ったとたん目に入った
藍染めの工程のなかに存在する仕事唄。

このときは、どこに行っても、仕事唄に出会い、
追いかけられているようで、
薄気味悪く思っていた時期でした。
今では慣れましたが。

藍染めを体験。

ここはその名も藍住町。

平安時代から阿波藍が栽培され始めたそうですが
明治時代に化学染料が大量に輸入され大打撃を受けます。

兵庫県でも山崎町では藍染めをされている工房があります。
もともと、その地では藍染めをしていて、
徳島にも伝えたという記録があったたのだけれど廃れてしまい、
その作業を復活させるのに、今度はこちらから徳島に勉強に行ったんだよ、と
教えて頂いたことがあります。

徳島、淡路、山崎町。
あいで結ばれた地、すべてに足を運んで、
お互いの文化の交流を知りました。

山崎町の工房の皆さん,
徳島の博物館の皆さん、
淡路の皆さん、ありがとうございました。

つづく…