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玄武洞「青龍洞」から「龍宮」へ

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前回、ご案内した10月31日(土)満月の夜の「玄武洞」ライトアップコンサートに、剣舞踊家・剣舞アーティストの今野氷華さんもご参加頂くことになりました!

今野氷華 (Konno Hyouka)さんは、剣詩舞流派:正賀流教士。日本吟剣詩舞振興会主催「全国剣詩舞コンクール」近畿地区大会、一般一部、3位(2019年度)、滋賀県大会、優勝(2015〜2018年度、4連覇)という経歴をお持ちで、『剣舞の魅力を世界中の人々に伝えたい』との思いを胸に、国内のみならず国際活動にも力を入れていらっしゃいます。

私は実は今野さんのプロフィールよりも先に、今野さんのパフォーマンスをビデオやSNSを通じて拝見しており、日を追うごとに、どんどん究められて行く剣さばきが凄いな〜と思い、ある時、木の葉が舞い散るような動きにものすごく感動して、お会いしたこともないのですが、ぜひご一緒させて下さい!とメッセージを送ったのが数年前。

その時は、私自身も今後、演奏家としてどのように進むかを検討していたので、自分からお声をかけながら、どうお迎えしてよいのか分からず、ちょっと待って下さいとお伝えして数年が経ちました。

今回も、本当に偶然の流れで、実は私は何もしておらず(笑)、勝手にどんどん繫がって10月末も12月もご一緒するという流れになりました。

また、その流れのなかで、やはりプロフィールを読まず(笑)、パフォーマンスだけを拝見し、この方の根底にある精神が見え、それが以前、拝見したときと全然ちがう印象を受けたのです。おそらく、私が精神的に成長したせいで、いろいろなものが前よりも見えるようになったのかもしれませんね。

今回は、10月、12月の両方の舞台に関わる全員が、そういう感じで、何も考えないまま、勝手にどんどん流れに乗って進んだ、というのが正直なところ。
そして、先日、チケット発売開始となったNamy from VONBON JAPANのテーマもなぜか突然に「龍宮」となりました。

これも、最初は「Love」から始まり「Spritual Dance」となり、最終的にSpritual Dance「龍宮」になりました。
この2つが繫がっているとは、当の私が気付いておらず、ようやく今日、この流れに意味が見出せた気がしたので、ここに書きたいと思います。

今年、私は玄武洞のある地を取り巻く大自然のなかを訪れました。
海、山、川、里、神社、伝統的建造物、温泉、新しいアートの息吹など。
その中でお参りさせて頂いたのが、この神社。

岩場の細い道を辿って登ったところにある小さな祠に手を合わせました。
そして、落ちて行く夕陽を眺め、浜辺で遊び、夜になると月を愛でました。

ちょうどイカつり漁船がたくさん出ていた頃。
夜中の海はその灯りがぽつりぽつり。

このときから、玄武洞のお話が始まり、龍宮への道が開かれていたのかもしれませんね。

実は昨年末の段階で、プログラムと出演者は全員、決まっていて、既に全プログラムを綴った演奏者用ビデオも出来ていました。
実行委員会も立ち上り、年間スケジュールも決まっていました。
ところが、新型コロナウィルスの影響で様々な変化が起き、音楽家の中には連絡がつかなくなった方もいて、本当に実行できるのかどうか、まずはそこから検討することになりました。

そして全プログラムに関わるメンバーの中で、予定通りに進んだのが、私と振付師の音羽優璃先生(笑)。
西宮能楽堂さんのご協力を得て、振り付け稽古が始まりました。

そして自粛があけた時、私がたまたま訪れた水族館で、キラキラと七色に輝くタツノオトシゴを見つけました。
そのときは、とても辛いことがあった時期だったのですが、それを癒してくれたのが水の音でした。
その時から、12月の舞台には水の音だけは絶対に使うということだけ決め、あとは全て白紙に戻して構築し直したのでした。

「龍宮」伝説は、仏教説話、陰陽道の中にも登場するのだそうです。

孫悟空は、龍宮(水晶宮)を訪れたり、日本では、各地に伝わる浦島太郎の伝説が有名ですね。海の幸と山の幸を比べ合った兄弟の海彦と山彦のお話も有名です。

また沖縄にいくと「ニライカナイ」という地が龍宮のことだとか。
琉球=龍宮というお話も聞きます。
沖縄の海の底に隠れていた超古代文明の遺跡も龍宮となにか関係があるのでしょうか。

日本だけでなく、中国にも龍宮の伝説があります。
これは、どちらかというと、中国から日本に伝わって来たと考えたほうが自然ですね。
そして、アジアの島々やケルトの伝説にも、海の向こう、海の中の素晴らしい国々の伝説があるのだそうで、私がいま、たまたま読んでいるイギリスの生物学者の方の書かれた本の中には、不思議な島で、クジラに唄を唄ってあげたり、様々なものを受信して踊りや唄として人々に伝える少女の話が登場します。

さて、世界の海は繫がっていますが、実はある方々の話によると水というのも、繫がっているのだそうです。美しい水のある場所には、例え山の上でも海から遠くても龍神さまが祀られていることがあります。

例えば、私が10代から内弟子に入り、10年の間、毎年のように奉納をさせて頂いたり、天下の奇祭と呼ばれる「御柱祭」で奉納演奏をさせて頂いた諏訪大社さまも龍神さまが祀られています。

私は昨年、アメリカのミシガン州で行われているネイティヴ・アメリカンの方々の大切な儀式である「サンダンス」に参加させて頂いたのですが、ここでも、同じく山から木を伐り、全員で運び、太鼓と唄が登場し、その柱を建てるのです。
また、その柱と人とを結びつけ、自らを捧げて祈ります。

また、私の師は、御柱祭にまつわる組曲を創られていて、その中にはご神木を讃える曲もあります。「奥山の大木 里に下りて 神となる」という木遣りと共に、師匠ご一家、音楽家・喜多郎氏、モンゴルの馬頭琴奏者チ・ブルグッド氏と共に、その世界を描いた舞台に立たせて頂いたのは20代の時。

喜多郎氏もまた、ネイティヴ・アメリカンの方々と交流を深めて入らしたことを私が知ったのは、実は昨年のことでした。。
ああ、だから御柱祭だったのかと納得しました。

私はこの地で、共に育てて頂いた兄弟子と一緒に奉納させて頂きまして、そこに突然現れたのが、尺八演奏家の本間豊堂さん。
真冬に温かいフカフカの衣装を着て、諏訪大社の境内で尺八を吹いていた彼の姿を、いま、思い出しました!

本間豊堂さんは、12月の舞台に駆けつけて下さいます。
私は、白い鹿の夢を何度も見ていて、彼に古典本曲のなかの「鹿の遠音」を吹いてほしい、と思いました。

師匠には、兄弟子は日本から昇る青龍、私は世界を自由自在に飛びまわる応龍となりますように、と願いを込めて曲を創って頂きました。その曲は、瀧を龍にたとえた曲でした。
私の夢の中の白い鹿さんは、瀧のながれる山の中に佇んでいたので、それを表現したいです。

そして、10月、12月ともにご参加頂く笛演奏家のあかる潤さんは、能管、龍笛、篠笛の3つのジャンルが異なる分野の笛を吹かれる演奏家です。
雅楽の中の龍笛は、まさに龍の笛ですね〜。

さて、日本の各地の洞窟のなかには、龍宮の入り口とされている場所がたくさんあるそうです。
神戸では、須磨離宮公園が入り口だとおっしゃっている方がいました。
京丹後市なども、その伝説で有名ですし、いろいろな場所に入り口があるようですね。

また、能や浄瑠璃の中にも龍宮はたくさん登場してきます。
仏教の梵字は、龍宮で生まれたとか。

陰陽道の中の龍宮については今、調べている最中なんですが、私は今年、たくさんの不思議な現象の理由を追い求めて、ありとあらゆる場所を訪ねてお話を聞いており、先日、陰陽師のご子孫にお話を伺ったところでした。
そこでは、なぜか今後の道筋や使命を伝えられることになり、それが10月から展開していくと教えて頂きました。

私はそのお話を伺って、自分が映画の中の世界にいるのかと思いましたが、まだまだ自分の知らない沢山の不思議がこの世の中にはあるようです!!

そして!
なんと、10月31日の満月の夜に立たせて頂くこの場所は「青龍洞」です。

上の写真の沢山の人々の足元の部分、そこには水が満ちた小さな池みたいになっているのです。一日のある時間帯になると、湖面に映った影とこの岩が繫がって、龍が昇って行く姿が見え、ここは青龍洞と言われるそうです。

この地は、玄武洞公園と言われる場所で、とても広々としており、この洞の他にも、白虎、朱雀、玄武という四神の名前がついた洞があります。

そこで、ハッと気付いたのが、この青龍洞も、もしかしたら龍宮城への入り口なんじゃないのか?ということです。

この地の海神さまにお参りしていた時から、すべて決まっていて、ここが龍宮の入り口で、12月にようやく龍宮に辿り着くのかもしれませんね。

龍宮の入り口から、龍宮へ。

龍宮と深い関わりのある亀が、産卵するのも満月の夜。

そして、個人的にも満月はとても大切な思い出のある夜です。

喜多郎氏が毎年、富士山で行われていたマツリも満月の夜。
そういえば、今回、10月の舞台に備えて現地入りして下さる笛演奏家と写真家の2名とも、富士山でご一緒していましたね!

たくさんのご縁を繋いで下さっている方々と、流れに乗って集まって下さっている多くの皆さまに深く感謝します。
ありがとうございます。

私には、人と人やものをつなぎ、気付きを与え、種をまき、調和や平和をもたらす使命や愛と光を届けて行く本質があるのだと、いま、学ばせて頂いている先生方に教えて頂きました。

そうやって思い返してみると、今回のご縁を繋いで下さった方々全員、まったく同じ動きをなさっている(みんな本当に凄い人ばかりです)方々なんですよね。。

同じ使命を持つ人々の集まりなんでしょうか。

人にはどなたにでも、その方独自の使命があるので、皆さんもきっとこの時期を越えて、ご自分の使命に気付かれたかもしれないですね。

以前はそんなことを考えたことがなかったので、とても不思議です。
そして、本当にありがたいことです。

10月31日は、お越し下さる皆さまと一緒に龍宮城の入り口「青龍洞」から、龍宮に入れるのを楽しみにしています!

ちなみに、浦島太郎が龍宮城に行っている短期間、地上ではものすごく時間が経過していたお話は有名ですが、それは、つまり、どうやら時間の流れが異なる別次元だということなのだと書かれている方もいました。

ということは、龍宮城から帰って来たら、どうなるんでしょうか?
皆さん、ぜひ体験してみて下さいね!!

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク
ライトアップイベント
百六十万年前の大地の煌めき 玄武洞
『自然が作った音楽堂〜青龍洞ライトアップコンサート』

2020年10月31日(土)
『太鼓と篠笛』
出演:
今野氷華(剣舞)
あかる潤(能管・龍笛・篠笛)
足立七海(太鼓・うた)

創作和楽団 郷音舎・武陣太鼓より有志

場所:玄武洞前広場
主催:NPO法人玄武洞ガイドクラブ
共催:株式会社JTB『エースJTB旅のすごし方BOOK』
後援:豊岡市・一般社団法人豊岡観光イノベーション・山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク推進協議会

お問い合わせ:0796-20-8043

詳しくは、フライヤーやホームページをご覧下さい!
●NPO法人玄武洞ガイドクラブホームページ

URL;http://npo-gcgc.sakura.ne.jp/

Namy from VONBON JAPAN
〜 Spritual Dance「龍宮」〜

2020年12月12日(土)
17:30開演(16:30開場)

神戸ファッション美術館オルビスホール
https://www.fashionmuseum.or.jp/

一般前売2500円/当日3000円
小学生〜大学生前売2000円/当日2500円
(配信チケットについては11月告知発売)

【チケット発売予定について】
●VONBON JAPANストア
https://vonbonjapan.stores.jp/
チケット発送につきましては11/1以降となります。
今しばらくお待ち下さい。

●10月15日(木)10:00 eプラスにて発売開始
https://eplus.jp/sf/detail/3330850001-P0030001

【12月公演の新型コロナウィルス感染症対策についてのご案内】
http://vonbon.jp/category/news/

主催:VONBON JAPAN実行委員会

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