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太鼓唄 七海〜Namy from VONBON JAPAN2020

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太鼓唄 七海です!
みなさん、いつも本当にありがとうございます!!
なんだか、あっちこっちで自分のブログを書いてばかりで、
自分で自分が笑えてしまう今日この頃です。

さて、私はよく稽古場のちかくのお山に登っているのですが、ここのお山にある神社の神さまは、むかし、疫病が流行った頃、薬草を採取して住民の病苦を救い、農耕を指導された神さまなんだそうです。

そんなわけで、ドクダミを摘んでみました。ちょうど今は花盛り。
本当は花が咲く少し前に摘むのが良いみたいなのですが、

根っこの近くから摘んでみました。
とても良い香りです。

幼いころ、身近に生えている野草を天ぷらにして食べたり、よもぎを摘んでお餅に入れて食べました。ツクシも良いですね。
祖母のお家の庭には、シソがたくさん生えていて、よく摘んでいました。

ドクダミを持って帰って、よく洗います。

干すとこんな感じです。
ドクダミ茶にしようと思っています。
ほかにも、みょうが、しょうがなど日本のハーブはもちろん、ローズマリーやバジル、レモングラスなども好きですよ。

さて、そんな私にとって世界状況と同時に厳しいのが、自分自身の稽古(笑)。

この呪文みたいな歌詞?語り?を唱えていると、
だんだんと遠い世界に行ってしまいますよ。

こちらは、瞽女唄という女性の旅芸人の皆さんの芸の中のひとつ。
この瞽女唄を継承している演奏家は日本にお二方くらいなのですが、そのお一人が月岡祐紀子さん。彼女はもともと民謡ご一家に生まれて、民謡、三味線がベースにあるんですが、瞽女唄を学び、瞽女さんの生活を追体験するために、四国遍路をしてしまったというユニークな演奏家です。

朝の連続ドラマの執筆をされていた作家・早坂暁先生のもと、文春文庫から本も出されていて、私も大好きな本なんです。
下記にリンクを載せますから、良かったらぜひ、読んでみてください。
とっても面白い方なんです!

つい最近では、NHKの民謡番組で、瞽女唄紹介のシリーズがあり、お弟子さん達と瞽女の生活をたどる番組に出られていましたし、大学での講義などもなさったり、執筆もされていて、当時からなんだか神々しかったけど、いまから更にパワーアップしていかれるだろうと思っている方。
月岡さんの文章は本当に素晴らしいので、ぜひウェブサイト、ご覧下さい。

彼女の話を聞いていて創ったのが下記の「恋唄koiuta」という作品。
この作品は、彼女に捧げるために唄っていて、彼女とのライブでもよく一緒に演奏しています。いつの日だったか、彼女に曲の感想をきいたところ、「瞽女さんはもっと逞しいと思う」って言われました。。

聴いて頂くと、月岡祐紀子さんが唄っている雨降り唄というのを私が唄っている部分が途中に入っているんですが、これは、実は雨の日に三味線を出さずに歌った歌なんです。

だから、この自分で創った切り絵の三味線シーンは、実はイメージなんですよ。
あと、使っている絃楽器の音がぜんぜん違うと思いますが、私が使っているのは、南九州の楽器「ごったん」というもので、三味線のように撥は使わず、手や貝殻なんかで弾きます。

私は、民謡とポップス、そして音頭と呼ばれる語りの発声を切り替えて使っています。
民謡や日本の伝統的な歌は、本来は地声が中心ですが、この歌では完全にポップスの発声を使っているんですね。
じつは地声が一番好きなんですが、これを操るのはなかなか難しいですよ。マイクがないと全て技術でコントロールしますからね!音頭は、浪曲、浄瑠璃、琵琶の語り、能の謡などの影響をかなり受けていて、それらを庶民が自由自在に取り入れて行って創り上げたもの、と私は捉えています。

音頭でも別の地に行きますと、東京から流れて来た芸能をふんだんに取り入れていたりして、当時、その地でどんな音楽が流行っていたのかを知る事のできる芸能辞典みたいなところがあります。
音頭は、完全に男性の発声で、重心をものすごく下に落とすんですね。
関西は、「だみ声」の芸能がかなり多くて、面白いですよ。
また、京都以外の関西の地では、三味線より三線のほうが一般的に馴染みがあったり、文楽などに使われる三味線は、低音で、ぜんぜん異なる世界観をもっています。

私は、ものすごく音が好きで、特に、音が身体にどう響くか、環境のなかにどう響くか、音の重なりはどんなものなのか、犬やネコが聴いている音はどんな音なのか、ということをひたすら調べたり、実際にやってみるのが大好きです。

さてさて、彼女とは、盆ナイトという盆踊り唄ばかり集めたライブなどを年に1回くらいのペースでさせて頂いていまして、今年は相談して、前々から必ず形にしようと考えていたこの作品を舞台にかけようと挑戦!

じつは瞽女さんの「瞽」の字には、鼓という字が入っていて、むかしは鼓も打っていたそうなんですね。そんなわけで、太鼓入りで初めて形にするのが私はとても楽しみです。
今月の東京でのライブは行えるかどうか、いま月岡さんがいろいろ調整して下さっています。決まったらお知らせしますね。

さて、もうひとつの試みは、昨年発表した「みずほの国の米のうた」のうた部分に、他のいろいろな仕事唄も取り混ぜて、唄を中心とした小さなライブを行うこと。

昨年の11月の舞台では、「田植唄」「雨乞い唄」「稲虫送り」「稲木かけ唄」を発表したんですが、ほかにも、「もみすり唄」や、他の地域の田植唄などもたくさんあるんですね。
それらを、唄と箏と尺八とで作品化している最中で、関東方面では食と音楽とを通して、自然を楽しんで頂けると良いな〜と思っています!
関西方面では、ひとりでも出来るかな?といま、練習中ですよ!

 

第1回目の打ち合わせ情景をFacebookにちらっとアップしているので、ご覧下さいませ。
https://www.facebook.com/taikoutanami/

尺八は本間豊堂さん、箏は内藤眞代さん。

こちらのFacebook動画は、私がつくった奇妙な譜面を優しい2人が一生懸命に見ながら、試し弾きして下さっているシーン。
なぜか、パソコンで作成した譜面の80%くらいが、五線だけになってしまい、本間君は、すごく律儀な方なので、「ぜんぶ印刷したんだけど、ほとんど線なんだけど。おかげでインクと紙がなくなったんだけど」。内藤さんは「見た時に、これは危険だと思って印刷しなかったよ」という賢い方です。

実は、最近でも、新型コロナウィルスで、ダメージを受けてしまった都心部の演奏家仲間を励まそうと頑張ってオンラインレッスンの設定を手伝っていたんですが、なぜか、途中で喉に蚊が入ってしまい、倒れていた時期があるんですね。突然、連絡がとれなくなったので、「もしや命に関わる重要事件に巻き込まれたか?」って、みんながすごく心配してくれました。
蚊にさされて寝ていた話をしたら、「なみちゃんって本当に、想像を上回る事件がおきるよね」と大爆笑して、みんな、突然、元気になって「コイツには任せられない!」というかのごとく頑張り始めました!

いつもこんな感じで、みんなを励ましているのか、迷惑をかけているのか分からない私ですが、「笑う門には福来る」ということで、みずほの国の米のうたも、素敵な演奏家たちと形にしていきたいなと思っています!
ライブも稽古場も、いつも笑顔がいっぱいです。
楽しいひと時を、皆さんと共有できますように!

●月岡祐紀子さん公式ウェブサイト
http://www.gozeuta.com/

●「平成娘巡礼記」文春新書
http://gozeuta.com/archives.html

●尺八 本間豊堂さん公式ウェブサイト
http://honmatoyotaka.jp/

●箏 内藤眞代さんブログ
https://kotoganpy.hatenablog.com/

Namy from VONBON JAPAN2020
2020.12.12(土)14:30-
神戸ファッション美術館オルビスホール

http://vonbon.jp/namy-from-vonbon-japan-live/

【ブログ連携リレー2020.7.1→12.12】

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