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SunDanceに参加して

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こんにちは!七海です。
いつも応援いただいて、ありがとうございます♥️

さて、2019年夏は、ネイティヴ・アメリカンの人々の大切で聖なる儀式「サンダンス」SunDanceに行ってきました!
約2週間、アメリカの北のほうの湖「ミシガン湖」のすぐ近く。

湖がまるで海みたいにきれいでキラキラしてて、アメリカの皆さんがファミリーや仲間たちとキャンピングカーに乗って休暇を楽しむ素晴らしい大自然と、ネイティブ・アメリカン(日本ではジュエリーを通してホピ族が有名♥️)のティピが立ち並ぶ博物館、美しい聖なる石や羽、ビーズで出来たアクセサリーなどが売っているショップなどもあるすごく素敵な場所です。

↑これが早朝のミシガン湖。
あまりに美しくて水に足をつけて見とれていました〜😻

さて、サンダンスにどうして、行くことになったのか、まずそこをお話するのに、わたしの活動のことが深く関わっているので、書いてみます。

わたしはながい間、しごと唄(いわゆる作業唄、労働歌)について調べていて、
それをモチーフにした作品をたくさん創って来ました。

たとえば、ひょうごの田植唄と、田植えのリズムを組み合わせた人気曲「播州田植唄」!

これは、いま、わたしが日本各地で開いているワークショップや運営している各地のスタジオで5才〜80代の男の人も女の人も子ども達に、すっごく楽しく体験してもらっています。
かすりの着物と、菅笠が可愛くて、大好きな曲。
なぜかエレクトロ分野のミュージシャンにも絶賛されるグルーヴ感あふれる曲たち。

あとは、今年発売予定の(ちょっとレコーディングが遅れてるけど☺️)しごと唄をあつめた作品アルバムでは、ウタとか日本のすごくナチュラルなタイコ、フエ、コトでつづるウタがメインの作品も創っています。

「創っている」というのは、これらのウタというのは、もうすでに何十年も前になくなっていて、記録の断片とか、歌詞だけあってサウンドがないとか、残っていても楽譜が完全じゃないものが多いので、それを補作したり、新しく音をつけたり歌詞を加えたり、曲の90%は新しいオリジナルの部分をミックスさせて楽しく聴いて体験できるように創っているからなんです✌️

もちろん、記録している郷土芸能の原曲はすべて、一切、手を加えずにレコーディングしてあります。
伝わって来たものって、その時点で完璧なことが多いので手を加える必要はないかなというのがわたしの考え🌈

あくまでも、消えてしまったものや、断片しかないものを、わたしはパッチワークのように音楽作品にしているというわけです。

そんななかで、もっとも大事にしてるのが、空気感とリアリティ。
米づくりに関するウタだけでなく、農業と繫がる酒づくり(冬のあいだの出稼ぎでもあった)、はた織り(米作りのあいまにお家で作業していた)などの繋がりを探って、海の仕事、山の仕事など様々な仕事とウタを追ってきたのです。

↑素人ながら参加したイナキカケ!やってみて、歌詞の意味がわかった★

これらはつまり、稲作をして定住をしていた「農耕」生活のリズム♪

そんななかで、わたしは人間が農業を始める前の「狩猟採取」生活をしていた時期に自然に興味をもつようになりました。
農業を始めて定住し、共同で作業をはじめると、そこに共同体が生まれて、それが、どんどん大きくなって現代の社会に繫がって来ると思うんだけど、それより以前の生活とはどのようなもので、人々はどんなウタを歌い、どんなリズムを持っていたのかな?

日本ならアイヌ民族の生活が代表的かな?

そんな時に、ネイティヴ・アメリカンの大切な儀式「サンダンス」のことを知りました。
ネイティヴ・アメリカンの文化もアイヌ文化とおなじく、やはり一旦は消えかけたけれど、長い時間をかけて、たくさんの人の努力で復活してきたという歴史があるそうです♥️

あとは、わたしは自分で作詞作曲した作品もかなり沢山あるのだけど、「Spiritual Dance」という曲が、「サンダンスを思わせる」と、あるアーティストさんに言われていたことも大きなキッカケでした!

直感的に、「ここに行かなきゃいけない!」と思って決めた私を、ほんとに大勢の方が導いて下さり、支えて下さって実現しました。
ありがとうございます💕💕

サンダンスとは、ネイティヴ・アメリカンの人々にとって、とても大切な儀式♥️💕

それを受け継ぐ人々もその文化や志をとても大切にされています。
残念ながら、まだまだ今の私には、この儀式については語ることが出来ないし、もっと勉強したいと思っているから、長年、関わって来られた方々の記事を最後にご紹介させて頂きたいと思います!!

また、ぜひ多くの方にもそのお話を聴いて頂く機会を設けたいと考えているところ💕

ここでは、私が1人の人間として感じたことを素直に綴りたいと思います!

まず、一番に衝撃を受けたことが、ネイティヴ・アメリカンの皆さんを中心とした各地から集う人々の集まり「サンダンスファミリー」に参加させて頂いて、「人間はこんなに平和に愛情に満ちた生き方ができるのか」と感じたこと😻😻

一人ひとりの人を大切に尊重し愛情で包み、穏やかに話し合い、男性はたくましく😻女性や子どもを大切に守り、小さなことでも大切に愛を注ぎ、みんなで分かち合って生きる人々の姿。そして、自然に対する心からの愛情とか畏敬の念も感じました!

これは、ネイティヴ・アメリカンの人々の持つ考え方、価値観が根底にあるからこそ実現していることかな。
みんなでシェアすることに価値をおくことが、当たり前とされているわけなのです!

追記)このファミリーの根底には、「デニス・バンクス氏」という偉大なリーダーの存在があるそうです。彼を慕い集まる人々は皆さん、今もデニス氏の勇気と温かさについてお話されていました。

 

平和、愛💕
という言葉を知っていても、私は本当のその言葉の意味を知っていただろうかと自問自答してしまいました😨

人間の価値や目指すこととは「成功」ではなくて、「どれだけ人として愛に溢れた生き方をしたのか」ということなんだよと教えられた気がして、じぶんの夢とか大好きなことを追い求めるなかでも、根っこにどんな思いを持っていたら幸せなのかと考えさせられました。

サンダンスという儀式は、日本でいうと「マツリ」にもあたり、わたしも何日も前から現地に入って、その準備を一緒にさせて頂きました!

このようにサンダンスで使うものを祈りをこめてつくって行きます。すっごくいい香りの草。この作業を通して、みんなと仲良くなって、おしゃべりしたり、時差ぼけで途中でウトウトしたり💕コーヒー片手に、美味しいドーナツ食べたりもしました。

じつはアメリカにむけて出発直前に、うちの関西のスタジオに、「みこしを担ぐ若者がいないから手伝ってほしい」とか、「祭の主催をしてくれないか」と、あちこちの地域から依頼を頂いていました。

うちのスタジオは、ふるさとの芸能とか音の記録もやっていて、それは、日本の文化の土台というのは、生活のなかにあると考えているから。その土台がなければ、そのうえに文化は花咲かないかなあと思っているのが一番、根っこにあります。

まず、あたりまえに日本の音(水の流れる音、虫の鳴く声、木々が揺れる音、自然音と同化してる祭りとかお経とか☺️の音)が流れている環境から建て直すこと、そして、その芸能が果たしていた機能のひとつ「世代を超えて人と人をつなぐコミュニティ作り」を一番に掲げてます。

つまり、可愛い子どもたちを、たくさんのお父さんお母さんで育てるとか、おじいちゃん、おばあちゃんの智恵を子ども達が自然に学ぶとか、若者に大先輩たちが助けられる、とか、いろんなジャンルの仕事してる人達がいっしょにモノづくりをするとかね。
世代がつながれば解決することって実はものすごく多いと考えていて、ここをクリアできれば、日本のほとんどの問題は解決すると思ってます✌️

でも、そんなわたしのスタジオにも、まつりの主催となるとさすがに大きすぎるお話で、また「マツリとは何か」という疑問に答えを出せないままにアメリカに発ちました😱

「日本のマツリは一体どうなるのだろう」という思いがグルグルと脳裏を駆け巡っていました。

ネイティヴ・アメリカンのサンダンスは、4日間、断食断水で挑む「サンダンサー」の皆さんを中心に行われます。

私は今回、サポーターという応援をする皆さんの中に混ぜて頂きました!
だから、その立場で拝見することのできる部分しか見ていないのだけど、一番に感じたこと!
「サンダンスとは、国や人種を超えた”地球のマツリ”」
「世界中の多くのマツリの”ルーツ”」
ということです。

つぎに衝撃だったこと!
音楽家として、音楽とは「祈り」なのだ、ということを再確認させられたこと💕

現地のシンガーの皆さんの後ろで、大きな声でネイティヴ・ソングを歌わせていただいたんですね♥️
ネイティヴ・アメリカンが大切にされている存在やグレイトスピリット(創造主)に対しての感謝や祈りが込められたすっごく美しくてパワフルなウタ。

こちらもまた、国や宗教を超えた(というよりさかのぼった)ルーツを感じました!!
人と自然の向き合い方ってこうだったんだな〜💕なんて素敵なんだろう💕って原点を見させて頂いた気持ちでした。

歌いながら、みんな笑顔と涙、あふれる感情に包まれ、それを温かく見守ってくれる満点の星空、美しい鳥のさえずり、柔らかい草花の姿に癒され、太陽や月に感謝しました🌻🌺

「再確認した」と書いたのは、じつはわたしはこのことを既に知っていたと思い出したから。

わたしは和太鼓に関しては、約10年間、「内弟子」に入っていて、組太鼓のルーツである長野県で創始者の皆さんに学んでいた時期には、諏訪大社で、毎年、元旦と夏の2回、奉納演奏に参加させて頂いていました!

創始された場所では、むかしの神楽の復元を目指していたので私の実の師匠はこの奉納や、「型だけでなく心を大事にすること」をとても大切にしていらした。
真夏の暑い境内でジリジリと足袋底が溶ける感覚、真冬の凍てつく雪の中で境内に並んだ記憶が蘇って来ました!

師匠は、「この奉納は、パーカッションではなく、日本の太鼓であるために、とても大事なことなんだよ」と、よくおっしゃっていました。

いろいろな歴史や経緯があるけれど、私たちの生活のなかには、自然を愛してうやまう文化があって、神楽(かぐら)や田楽(でんがく)なんかも日本中たくさんあります。

ただ、わたしは、知っていた、言われていた、聞かされていた!しかも、その中にいたけれど、自分自身のおなかの底からその意味が分かっていたかな?とこれまた、自問自答してしまいました😱

↑こちら、ネイティヴ・アメリカンの皆さんのタイコ。
バッファローの革のタイコは、すごく可愛いのです。タイコ1台とトーテムポールが1台、欲しかったけど、荷物が多すぎて…

そして、帰国後の今になって疑問が次々と湧き起こってきて、時間をかけてもっともっと、知りたいな〜💕と思いました!

 

あの場所で感じた人と人との繋がりや愛情、自然に対する愛情とつながっている感覚、人としてどう生きたいかなどを考えるとき、ネイティヴアメリカンの皆さんの優しいハグが蘇ります♥️
あの感覚を、自分の身の回りに再現するのにはどうすれば良いのだろうと思っているんだけどね。
ただ、うちのスタジオもおなじくらい幸せが満ちあふれる場所ではあります✌️

多くの方に支えられながら、とても幼い頃から、音楽や演劇や絵画や、アートの世界で生きて来た自分にできること。
それをもっともっと世界的、宇宙的な視点から考えさせられた機会でした。

【今回、サンダンスでお世話になった沢山の皆さん】

■七世代先の子どもたちのために7generations walk
サンダンスについてのブログ記事
http://blog.7gwalk.org/?cid=56098

■淡路島スウェットロッジコミッティ
https://awajisweatlodge.1net.jp

【いろいろ知りたい方におススメの映画】

「ホピの予言」上映会
監督:宮田雪 1986年作品(75分)

広島・長崎の原爆投下を契機として、平和の民と呼ばれるネイティブアメリカン・ホピ族から発せられた、現代物質文明への警告。
そして、浄化の時を超えて、いのちが大切にされる調和に満ちた生き方を伝えるメッセージ。
彼らの祈りは、地球の調和とバランスを保つことにあります。(淡路島スウェットロッジコミッティより抜粋)

【とき】 2019年10月5日(土)
❂午後の部
14:30~15:45 本編『ホピの予言』
15:50~16:15 『浄化の時代を迎えて~ホピの伝統に生きる~マーチン・ゲスリスウマ氏に聞く』
(構成・辰巳怜子 2004年作品 25分)

❂夜の部
18:30~19:45 本編『ホピの予言』
19:50~20:15 『浄化の時代を迎えて~ホピの伝統に生きる~マーチン・ゲスリスウマ氏に聞く』
(構成・辰巳怜子 2004年作品 25分)

詳しくは以下の主催者さまサイトをご覧下さい
https://awajisweatlodge.1net.jp/event.html

導いて下さった沢山の人々と、受け入れて下さったサンダンスファミリーの皆さん、
そして日本で支えて下さった稽古場の皆さんにこころから感謝します♥️
ありがとう♥️


なぜかピラミッドに行ったと思っていた子ども達が書いてくれたお帰りボード♥️

※サンダンスは神聖な儀式のため、撮影はもちろん、電子機器などの持ち込みそのものが出来ません。
ポスターを撮影させて下さいましたので、その写真を載せました。

 

 

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